相続や遺言

50歳主婦の方からのご相談
「相続登記ってしなきゃいけないのかしら?!」
ご相談者さま

「お父さんが家を残して死んじゃった・・・どうしたらいいのかしら・・・」

「預金はどれくらいあったのかしら・・・なにから始めたらいいのかしら・・・」

旦那さま

「相続登記ってしなきゃいけなくなったんじゃなかった?」

「そもそも、相続人は君一人だったよね?」

ご相談者さま

「もちろんそうよ!」 

「た、たしかに昔お父さんは遊びが派手だったって、お母さんが言っていたのは聞いたことあるけど・・・」

旦那さま

「うーん、あることないこと考えていても仕方がないし・・・」

「今すぐに困ることもないんだから、とりあえずほっとくかい?」

せんだ

2024年4月1日から、相続登記が義務化されました。詳しくは、法務省のHPをご覧いただくとして・・・

相続登記を行うためには、まず相続人を確定させましょう!

そのためには、必要な書類(戸籍謄本や住民票など)を集めることが大切です。預金の件もありますしね。

司法書士は、その手続きのサポートを行い、書類作成や登記申請の代行を行うことができますので、結構お役に立てるかもしれません!

土地や家

8歳小学3年生の方からの情報
「あの家幽霊いるんだってー!!」
情報提供者さま

「お姉ちゃん!学校に行く途中に幽霊が出る家あるのしってるー?!?!」

「だれも住んでないんだけど、夜になるとガサガサ音がする!って友達のピノコちゃんが言ってた!!」

お姉ちゃん

「えー!あそこはブラックジャック先生が住んでるんじゃなかった?」

冗談はさておき・・・

「えっとねー、あそこはずーっと前から空き家なんだよ!」

情報提供者さま

「あきや!」

「あきやってなーに?」 

お姉ちゃん

「あきや!っていうのは・・・」

「空いている家のことだよ!」

情報提供者さま

「お姉ちゃん・・・そのまんま・・・」

「グーグル先生!」

「ふむふむ、空き家っていうのは・・・」

空家等対策の推進に関する特別措置法 第二条から抜粋

「空家等」とは、建築物又はこれに附属する工作物であって居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの及びその敷地をいう。

「だって!」

「どゆことー!?!?」

せんだ

「難しい話をしているみたいですね!」

「空き家っていうのは、だいたい1年くらい人が住んでいない家のことを空き家といっていいと思います」

「幽霊が出そうなら、なおさらですね!」

情報提供者さま

「せんだ!急に出てきた・・・」

「お姉ちゃんが言うには、ずっと人が住んでないみたいだから、空き家ってことだよね!」 

お姉ちゃん

「でも幽霊さんが住んでいるから空き家じゃないのかも・・・」

冗談はさておき・・・

「空き家ってどうするんですか?」

せんだ

「たとえば、その家や土地を買ってオシャレな古民家カフェをやりたい!なんて素敵な方がいたら、

まずは登記簿などで権利関係を確認するところからでしょうか」

「ブラックジャック先生のような方が、長期間留守にしていただけっていう可能性もありますし・・・」 

情報提供者さま

「せんだ・・・」

「まぁ何はともあれ、いろいろと難しいんだね」

せんだ

「そうですね、それぞれの事案によって初動も変わってきます」

「今の時代、いろいろな事に対してクリーンであることが望まれています」

「空き家対策だったり、相続登記義務化だったり、権利関係もクリーンにしていくべきってことでしょうか!」

お姉ちゃん

「あ、そういえばお母さんがカフェやりたいとか言ってたの聞いたことある!」

「ちょっと聞いてみよ!」

せんだ

「おぉ!では何かお役に立てることがあれば、いつでも事務所にご相談ください!」

「街の法律家として、頑張ります!」